35歳からのAKB

AKB48グループのオタ活2年目。絶賛迷走中です。

AKB48 ある戦略① 村山彩希「シアターの女神」戦略

先月からDMMのライブオンデマンドでAKB48の劇場公演を見始めた。
そうしたら、公演にやたらと出ている子に気づいた。
村山彩希というらしい。
顔が小さくてスタイルがいい。
ダンスもうまい。
自然と彼女に目がいく。
へー、こんな子いたんだ。
 
気になって調べてみると、考え方が面白い。
その戦略は、1つの「がんばり方」として参考になると思った。
 
1.経歴

2011年(14歳)

9月24日AKB48 第13期研究生オーディション最終審査に合格。

12月8日、AKB48劇場で開催された「AKB48 6周年記念公演」でお披露目される。

2013年(16歳)

8月24日の『真夏のドームツアー〜まだまだやらなきゃいけないことがある〜』の東京ドーム公演3日目においてチーム4への昇格が発表される。

年間劇場公演出演回数 5位

2014年(17歳)

年間劇場公演出演回数 1

2015年(18歳)

3月29日、総選挙出馬辞退 Google+より
年間劇場公演出演回数 1位(2連覇)

2016年(19歳)

1月1日書初めに「シアターの女神」と書く Google+より
 3月29日、総選挙出馬辞退 アメーバブログより
 
年間劇場公演出演回数 1位(3連覇)

 

Wikipediaより)
 
 
2.環境と戦略
 
(1)環境
選抜総選挙が立候補制になった。
②劇場公演を実施するのに各チーム人数ギリギリか足りない体制。
③人気のメンバーは他の仕事で公演を欠席しがち。
④劇場第一と大々的に宣言する人はあまり聞かなかった。
 
【結論】
選抜総選挙が立候補制になったものの、参加するのが当然という雰囲気があった。
 
劇場公演は他チームからの応援を前提としており、公演出演のチャンスが多かった。
 
(2)戦略
選抜総選挙への出馬を辞退する
毎年テレビ中継される最高のアピールの場である選抜総選挙。順位づけすることに賛否両論あるが、そこに出ることは当たり前とされている。
だからこそ、若手でそれに背を向けることは良い意味でも悪い意味でも目立った。ネットの声を見ると、「逃げだ」など当時は後ろ向きな声の方が多かったようだ。
しかし、彼女はそのいばらの道を選択した。
 
②年間劇場公演出演回数トップを目標に設定。
劇場公演を主軸とし、具体的な目標を設定した。ネットには疑問の声が満ちていた。
 
③他チーム他公演も積極的に覚えて準備し、チャンスを逃さなかった。
休みの日も劇場に他公演を観に来て、振りを覚えた。それをSNSに載せる。その姿を運営は見ていて、穴が空くと優先的に声をかけた。
 
(4)成果
【完売状況推移】今年に入って安定的に好成績

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【完売状況順位】
ハイテンション劇場版 再販2次完売状況
AKB48限定)
1位 柏木由紀   25/25再販①
2位 渡辺麻友   25/25再販②
2位 岡田奈々   25/25再販②
2位 向井地美音  25/25再販②
3位 小栗有以      20/20再販①
4位 村山彩希      18/20再販②
4位 倉野尾成美  18/20再販②
 
さっき行ってきた12月25日福岡全国握手会でも一番長い列だった。
 
(5)村山彩希とこの戦略のすごさ
・向かい風を覚悟した上でこの戦略をやり始め、やり続けたこと
2015年3月、総選挙辞退を発表した時のネットのまとめ記事を見ると、「わけが分からない」「逃げだ」など否定的な声が多かった。ファンも前例がないので、その効果が分からなかったんだろう。
でも、彼女はぶれなかった。やるべきことをやり、成果を上げた。
・総選挙の価値を下げ、その他の価値を上げた
選抜総選挙に参加しなくても人気を出せる証拠となった。何かは分からないが、新しい可能性が出てくる気がする。実際、今年から始まったshowroomで中井りかなどのニュースターが生まれ始めている。
 
(6)戦略の今後
①予想できる環境の変化
・研究生が加入することで体制が整い、劇場公演応援参加の機会が減少する。
 (さっきの福岡全握で彼女も認識していた)
・この戦略の有効性を知り、まねるメンバーが増え、競争が激しくなる。
 
②結論(まねる時の注意点)
 総選挙に出ない、という策がリスクが大きいように思える。
 インパクトはあるが、運営の中にはよく思わない者もいるだろう。事実、彼女は握手会の完売状況ではCDシングル選抜に選ばれてもおかしくない実績を残しているが、未だ選抜入りしたことはない。
 今回は開拓者ということで、この戦略の有効性は高かった。また、今まで述べてきたように、劇場公演に出やすいという追い風もあった。
 そしてそもそも、村山彩希はルックスがよく、ダンスが得意だった。
 今後の厳しさを増す競争環境においては、自分の将来なりたい姿と現状の自分を鑑みて、どうするかしっかり考えて決めなくてはならないだろう。
 ただ、ルックス、歌、ダンス、トークどれかに自信があるメンバーにとって、人気獲得において劇場公演が非常に重要な場所だということは再認識させられた。

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3.最後に
 自分のなりたい姿を見据えて、今の自分とのギャップを認識する。そのギャップを埋めるべく、環境を活かした戦略を実行し続ける。なりたい姿や環境が変化したら、それに合わせて調整する。
 文章にするとこんなに短いのに、実際やるとなると、とっても難しい。
 さっきの福岡全握で聞いたけど、彼女も戦略のすべてを意図的にしたわけではない。
 みんながいいと言ってくれるパフォーマンス、それを活かせる劇場公演をがんばったら、環境やタイミングが味方していい成果を出せた。
 
前総監督は、2015年総選挙スピーチで言った。

「きっと、AKBグループにいればいるほど、がんばり方が分からなくなると思います。

 どうがんばったら選抜に入れるのか。どうがんばったらテレビに出れるのか。どうがんばったら人気が出るのか。みんな悩むと思うんです。

でもね、未来は今なんです。

今を頑張らないと、未来はないということ。がんばり続けることがすごく難しいことだって、すごく分かってます。でも、がんばらないと始まらないんだってことをみんなには忘れないでいてほしいんです。」
 
この、「ある戦略」シリーズが「がんばり方」探しの一助になったらいいなあ。