大館でのチーム8 ライブの興奮冷めやらぬ中、ほぼ葉桜だとは思うけど、ちょうど最終日なのも何かの縁。
弘前さくらまつりに行くことにする。
大館から弘前へ向かう途中、大鰐を通る。
ああ、ここらへんか。
昔、イベントやってたよな。
もう、ほんとに山里。
自然の方が圧倒的に多い。
なんか親近感。
弘前着。
けっこう、町。
まだ早いので、ホテルにチェックインして、もう少し暗くなるのを待つ。
いい感じで暗くなって来たので出発。
タクシーで向かう。
運転手さんと雑談。
今年はけっこう長持ちしてて、27日くらいまで満開が持続してたとのこと。
一応、出店は21時までやってるとのこと。
やっぱりほとんど葉桜。
でも、ところどころ、遅咲きの桜が顔を出す。
人の姿はまばら。
出店は撤収作業を始めているところもある。
静けさが漂っている。
若い時は、祭りの終わりとか、祭りの後とか憂鬱で嫌だったけど、この歳になって、これはこれで趣深いなあって気がしてきた。
テキ屋の人たちも出店して2週間。若干の愛着もあるだろう。さあ次って思ってるかもしれない。
40代くらいの男性店員がすっかり葉桜になった桜を、立ち止まって、じっと見上げている。
店を切り盛りしていたおばちゃんたちがガランとした店の中で3人固まって静かに一服している。
なんか、そういう静けさって感慨深いなあって思うようになってきた。
縁もゆかりもない北の果ての桜の名所のベンチでもの思いにふけるおれもまた不思議。
続々と搬出用の車両が公園内に入ってくる。
ベンチから腰を上げる。
お堀の橋にたどり着く。
よこゆいのメールを見返して満開の様子を想像してみる。
・・・
今度は満開の時に来ようって強く思ったw