今日はゆっくり。
昼前に起きて出発。
今回の権利がついている劇場版CDの最後の販売は、コロナ感染が拡大している最中だったが緊急事態宣言下でもイベント開催の制限は緩和されるという判断に迷う微妙な時期だった。
遠くに移動するということは自分はもちろん行く先々の人にもリスクをもたらすこと。
リスクは最小限に、ということで短期集中。
4月の頭にオタ活を再開して初の握手会。ひさしぶりだなぁ。。
いや、もう握手会じゃないよな。
このカテゴリー、何て呼べばいいんだろう?
接触イベ?
でも、握手しないし「触」ってないよな?
じゃあ、接触の意味を広くとって、
自分の声と相手の声が直接届く範囲にいること、とか?
会話イベかなぁ。
しかし、ネーミングがださいな。。
ま、オンライン握手会って言葉も違和感ないし。楽しければ何でもいいかw
今日あるのは、かみじまさんの券だけ。
いや、券じゃなくて、権利か。
(しつこい)
会場着。
ここ、初めてだな。
なんか、スマホで顔認証しなくちゃいけないんだよな。
HKTの公式HPを見ながら操作する。
マスクをあごにずらして自撮りする。
あっという間に認証。
けっこう簡単じゃん。
その認証の画面を会場入り口のスタッフさんに見せる。
ok。
アルコール消毒をして、、
会場入り。
スムーズじゃん。
会場内を見渡すと、密にならない程度のほどよい人数。
レーンの場所を確認する。
12か。。
右にねねちゃん、左にひなたか。
うむ、いいレーンじゃ!(謎)
えーっと、、また自撮りして、仮登録までするのね。
①
レーン入り口のスタッフさんに画面を見せる。
「どうぞ、前に進んでください。」
会釈して進む。
高まる緊張。
左にひなた。
楽しそう。
あの明るい関西弁、また話したいなぁ。
元気になるんだよな。
右にねねちゃん。
今日なんか大人っぽいな。
彼女を見ると、4年前、showroomでよく泣いてたことを思い出す。
そんな彼女がチームKの公演でセンターを務めてるんだもんな。
たいしたもんやで。。
ん?
左奥に制服姿の子が。
だれだ?
あいちー!?
なんかめちゃ似合ってるやんけ。
久々の握手会で制服コスをぶっこんでくるとは。。やりおるな。。
そういえば、紙テープが手元にきたネタ回収をせねば!
そう、この隣りレーンのメンバーが気になってついつい握手券増えるあるある!(つらい)
そろそろおれの番。
ブース入り口のスタッフさんに画面を見せる。
「はい、じゃあ、登録のボタン押してください。」
「◯枚です!」
スタッフさんが居酒屋でビールの数をホールに伝える店員のように威勢よくメンバーに伝える。
あ、本当にいた。
(お久しぶりです。)ぺこり
「あ!」
彼女の目が大きく見開く。
「公演来てくれて、ありがとうございました。」ぺこり
(楽しかったです。ごぶさたしててすみません。)ぺこり
「忘れてなくて、うれしいです。」
しばし言葉に詰まる。
<お時間です>
スタッフさんが、控えめに正方形のプラ板で二人の間を遮ってくる。
へえ、こうゆう感じなんだ。
(またね)
「またね」
ぎこちない笑顔で手を振り合う。
はぁ。。
なんか、、緊張した!!
先月、劇場で会ってるのに!
毎日リプやメール返信してるのに!
お互い完全に敬語w
そう、これが握手会だった!!
いや、握手してないやろ(もういい)
来る前は、メンバーからけっこう距離があって声を張るから、周りの人に聞かれるんじゃないかって不安があったけど、そんなこともなかった。
話してるオタと待機するオタの間もけっこうあいてるから。
しかし、やっぱりかわいかった。。
②
入り口で仮登録。
スタッフさんに見せて。
ブースのスタッフさんのところで本登録して。
うむ、慣れたら簡単じゃないか!
身分証を出す手間、なくすリスクもないしいいじゃないか!
あとは、充電だけやな。。
今後、携帯充電器は必須やな。
(こんちわー)
「たくさん!」
ドキッとする。
あぁ、あの素敵な日常が徐々に戻ってきているのを感じる。。
(あらためて、選抜、おめでとうございます。)
「ありがとうございます」
(あの立ち位置にはもう慣れた?)
「ううん。まだまだ。立つたびに緊張します。。」
(そうだよね。。応援してます!)
「ありがとう!」
〈お時間です〉
(慣れてきた!)
「やったね!」
素敵な笑顔や。。
③
(制服の芽、ついにきたね!)
「そう!」
(制服の芽も、ユニットも出れるんだっけ?)
「そうだよ」
(うわ!楽しみ!)
(思い出以上とか、、いぶきと狼とプライドとか!)
「見たい?」
(うん!)
興奮してる子供があやされてるみたいだなw
「これからも出られるようにがんばるから、楽しみにしてて!」
(はい!)
めっちゃいい返事できたわw
④
(昨日今日お疲れ様でした。)
「お疲れさまでした。」
(楽しかった?)
「うん、楽しかった!」
満面の笑み。あぁ、そう、この笑顔や。。
(そういえば、コンサートも楽しかった?)
「うん!」
(そうだよなぁ。。いいなぁ。なんかすごいうらやましくて、さくらの卒コンとっちゃったよw」
「すごい!」
(君も出るよね?)
「うん。席とかまだ分からないんだよね?」
(うん。でも、どこからでもばっちり見てるからね。)
振り返ると、この一言、ちょっと怖いなw
「うん。ありがとう。」
(またこれから、よろしくお願いします。)
「気をつけて帰ってね!」
(ありがとう。)
「ありがとう!」
めっちゃ手を振ってくれる。
にやにやしながらレーンを戻る。
マスクがにやにやを覆い隠してくれるので、思う存分にやにやする。
マスクもいい仕事する時あるな、と見直す。
そろそろ彼女の本日の全スケジュール終了の時間。
あのクリスマスイブの握手会以来、一年半ぶりに、おれの大好きな時間がやって来ようとしている。。
最後の人がレーンを戻ってくる。
ブースとブースの間に姿を現す彼女。
レーンの入口に群がるおれ含む彼女のオタ。
どちらからともなく手を振り合う。
ラジオ体操の体を横に曲げる運動みたいに本気で腕を振ってくる彼女の姿にオタたちからあたたかい笑い声がもれる。
名残惜しそうにその場を離れる彼女。
幸せそうに見送るオタたち。
あぁ、なんて平和な世界なんだろう。。
帰り道。
胸があったかい気持ちでいっぱいになる。
素敵なアイドルとええオタたちやなぁ、と思う。
正直、会場に来るまでは、握手もできないし劇場公演のお見送りのちょっと長いバージョンくらいのもんだろ、って思ってた。
大間違いだった。
劇場公演やメール・SNSに勝るとも劣らない重要なコミュニケーション手段だということを再認識した。
お。
https://twitter.com/kae_hkt48/status/1401502926883803142
元気もらったのはこっちの方やで。。
そして、かわいい。。
新しい感染対策をしてくれてたスタッフさん、おいしいお弁当を差し入れてメンバーのモチベーションを上げてくれた社長さん、そして何よりいっぱいの元気をくれた推しメン、ありがとう!
楽しかった!!